SteamVR

必要な広さ

SteamVRのトラッキングではセットアップ時に2種類の設定を選択できますが、それぞれ必要な広さが異なります。 ①ルームスケール VR内を自分の足で歩いたり、しゃがんだり、寝転がったりして体験したい場合に選択します。1台目のベースステーションに背を向けてもトラッキングがロストしないよう、2台目のベースステーションをプレイエリアの対角線上に設置するのがお勧めです。最小プレイエリアは2m x 1.5mとなります。日本の家屋では「約2畳」と覚えておきましょう。 なお、ベースステーション2.0を4台設置すると、最大10m x 10mまでトラッキングすることが可能となります。4台設置する場合は対角線上ではなく、各辺の中央にベースステーション2.0を設置するとプレイエリアにまんべんなく赤外線が届きます。ベースステーションと体験者の間に障害物が無いようにすれば、体験者数の上限はありません。ただし、体験者1人につきSteamVRが起動しているゲーミングPCが1台ずつ必要になります。 ②立位 立ったまま、もしくは座ったままでVRを体験する場合です。スペースに制限はありませんが、ベースステーションとVRヘッドセットとコントローラーの間に障害物が無いようにしましょう。 (出典)https://www.vive.com/jp/support/vive-pro2/category_howto/minimum-and-maximum-play-area-size-for-more-than-2-base-stations.htmlhttps://www.vive.com/jp/support/vive-pro2/category_howto/considerations-to-make-when-installing-more-than-two-base-stations.html

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SteamVRトラッキングシステムとは

「SteamVR」とは米国Valve社が開発したVR体験用ツールの総称で、SteamVRのトラッキングシステムでは「ベースステーション(ライトハウス)」と呼ばれる赤外線照射装置を用いて、VRヘッドセットやコントローラーなどデバイスの正確な位置と向きを計測します。 以下の動画では、VRのプレイエリアに対してベースステーション(ライトハウス)から垂直方向と水平方向に赤外線が照射され、VRヘッドセットやコントローラーに埋め込まれている赤外線受信チップが座標を計測する様子がスローモーションで解説されています。 出典:https://youtu.be/J54dotTt7k0?si=FObXJWCVCS9MgYA_ SteamVRトラッキングではベースステーション(ライトハウス)からの距離を計測するため、IMU(慣性計測ユニット)を利用したトラッカーと違いドリフトしにくく、トラッキング精度が高いという特徴があります。

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