必要な広さ

SteamVRのトラッキングではセットアップ時に2種類の設定を選択できますが、それぞれ必要な広さが異なります。

ルームスケール

VR内を自分の足で歩いたり、しゃがんだり、寝転がったりして体験したい場合に選択します。1台目のベースステーションに背を向けてもトラッキングがロストしないよう、2台目のベースステーションをプレイエリアの対角線上に設置するのがお勧めです。最小プレイエリアは2m x 1.5mとなります。日本の家屋では「約2畳」と覚えておきましょう。

    なお、ベースステーション2.0を4台設置すると、最大10m x 10mまでトラッキングすることが可能となります。4台設置する場合は対角線上ではなく、各辺の中央にベースステーション2.0を設置するとプレイエリアにまんべんなく赤外線が届きます。ベースステーションと体験者の間に障害物が無いようにすれば、体験者数の上限はありません。ただし、体験者1人につきSteamVRが起動しているゲーミングPCが1台ずつ必要になります。

    立位

    立ったまま、もしくは座ったままでVRを体験する場合です。スペースに制限はありませんが、ベースステーションとVRヘッドセットとコントローラーの間に障害物が無いようにしましょう。

    (出典)
    https://www.vive.com/jp/support/vive-pro2/category_howto/minimum-and-maximum-play-area-size-for-more-than-2-base-stations.html
    https://www.vive.com/jp/support/vive-pro2/category_howto/considerations-to-make-when-installing-more-than-two-base-stations.html


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